神楽坂まち舞台
今年も観ました!神楽坂まち舞台!!
前夜祭は友人が遊びに来ました。
毘沙門さんでパンフレットをもらい、神楽坂を案内しながらかくれんぼ横町で新内流しを。
妄想が膨らみます。
「新内やさん」
「へぇ、ありがとうございます…」
「お客様が蘭蝶をご注文ですよ。」
「へぇ。」
なんて会話が、この辺りで昔はあったんでしょうねぇ。
そして、本祭。庵唄の音色が聞こえてきたのでそわそわと家を出ると、ちょうど、セ三味ストリートが始まる時間だったので、志満金さんに移動。
地元で彼らがみられるなんて、たまらなく嬉しい。
まだセッティング中でしたが、さすが大人気のパフォーマー。
すでにの人だかり。
本当に面白くて、カッコ良くて、くらくらする。
最高!!
そのまま以前から気になっていた若獅子会(邦楽囃子)を見てから坂上に。
境内の講釈場ではちょうど浪曲の奈々福さんが高座に上がっていました。
今年の曲師は沢村豊子さんですね。
そこからチラッと和太鼓の大多和さんを見てから、今年絶対にじっくり見ようを思っていた寺内公園での江戸糸あやつり人形。
去年は演目の最後の方をチラッと見ただけだったので、楽しみにしていました。
最初に糸あやつり人形についての説明があるのですが、なるほど、これは凄い。
「手板」と呼ばれる部分と10本以上の糸で人形を動かすわけですが、海外のあやつり人形は首を横に倒すことはできても回すことはできないんですって。
文楽人形もそうですけど、本当に表情が豊か。
「酔いどれ」という演目を見たのですが、酔いどれ男の踊りから「引抜」で女に代わります。
すると、衣装や顔だけでなく、仕草の柔らかさでで女とわかるんです。
袖もからげるし、本当にこれが糸を引くことで行われているのかと思うとため息しか出ない。
パフォーマーの上條さんのホームページを見ると、他にもいろいろ演目があるらしく、是非、追っかけて他の演目も観たいなぁ。
黒髪とかよろしいなぁ。
最後は獅子舞。獅子の人形の中にはちゃんと人間の人形がいる。
可愛い。
五二三(箏と尺八)を見ながら坂を上がり、尺八カルテットGMQを見ようとパークリュクスの会場に行ったのですが、すごい人混みで姿も見えず。
音だけ聞いて帰って来ました。
毎年思いますが、本当にこれは素晴らしいイベント。
すでに来年が待ち遠しいです。