トークショー
先週は2つのトークショーを観てきました。
まずは5/29にlakaguで行われた天童荒太さんのイベント。
4月の会は、気づいた時には定員いっぱいで行けなかったので、今回は楽しみにしておりました。
だがしかし、そこに待ち構える読書の壁(笑)。
4月に発売された新刊「ペインレス」を入手したのがGWあと。
そして、恒例、休みたければ前後で倍働け。
仕事やら遊びやらに(遊んでるじゃない)に追われて着手できたのが10日前。
前日までに何とか読み終えました。
うーん。今までとは一線を画す作品。
そして、1度読んだだけでは本当には理解できていない気がする、と思いながらもトークショーは始まってしまう。
当初、一問一答方式でのトークショーとされていましたが、なんと蓋を開けてみれば小説の書き方の講義。
おお!嬉しい大誤算!
天童さんのあのヒリヒリするような作品は、こうやって作られていくのかと思うとゾクゾクします。そして、合間に魅せるさわやかな笑顔。ときめきましたねぇ。
さて、2つ目は6/1に読売新聞社で行われた講座。
読売新聞で連載されていたインタビュー記事が加筆されて「落語家魂!爆笑派・柳家権太楼の了見」(長井好宏・編)が中公さんから発売されたことを受けてのイベント。
これはものすごく読みやすい本。次に次にと読んでいたらあっという間でした。
実は、この会のお目当ては師匠のお母様の「トークと日舞」の映像。
※GWに長井さんにお会いした時に情報をいただいたのです。
面白かったですねぇ。お母様の口から語られるお父様とのなれ初め。
いや、なれ初めというか、、、まぁ、木場の大工のお嬢が親が薦める一番弟子が気に食わず、仕事もできるイケメン職人を口説いて駆け落ちしたってことなんですけど、これが抱腹絶倒の面白さ。
このお母様があっての権太楼師匠があるんだなぁ。
対談の後は落語を1席→質疑応答タイムとなるのですが、びっくりしたことに落語前の休憩で、ばったりお稽古仲間に遭遇しまして。
講座のお客様の平均年齢は、おそらく還暦かそれ以上だと思うのですが、何人か若い人もいるなぁ、、、と思ったら彼女でした。
前の週のお稽古で会ってるのに、全然そんな話しなかったわ。
質疑応答もパワフルに語る権太楼師匠、ホント好き。
※質疑応答中の写真撮影は許可されていました。
こういう他社でやっている講座も面白いですね。
これからもう少し、こういうアカデミックなところにアンテナを伸ばしてみよう。うん。
追伸
大手町アカデミアは「新聞教室」というお部屋で開催されているのですが、学生さんに「新聞を作る」という説明をするための端末情報(ARなのかしら)付き模型とかあって、面白いです。
さすが新聞社さん。