没後30年か

先週のお話、「吉原細見の世界Ⅱ」を展示している中央図書館があるのは台東区生涯学習センター
こちらは池波正太郎文庫が入っている施設でもあります。実はいつも日舞の発表会で来るのでゆっくりと閲覧したことが無かった。
とういことで、こちらも入場してみました。

 

池波正太郎の書斎がガラス張りで移されており、感嘆のあまり悶る。
ものすごく生々しいのですよ。

様々な本。
万年筆、赤青鉛筆、ペン、筆。

煙草はピース、キャメル、ラッキーストライク。
無造作に集められたホテルや料理屋のマッチ。
陶器の湯飲み付きポット、スキットル。

ステレオコンポにはジョニーグッドマンのレコード。

ひたすら妄想の世界を漂ってしまいました。
先生がちょっとトイレに行ってる間に、書斎で待ってる気分。

書斎の他に、身の回りで使っていた愛用品も展示してあります。
万年筆、パイプ、帽子、ステッキ、煙草盆。
中でも興味を魅かれたのが、小引出のカセットテープたち。
これがまた、手書きの背表紙が多くて、ワクワクします。
大作家も我々も、あの時代にやることは同じというわけで。
中身はフレッド・アステア、カラヤン、トニー・ベネットetc.

 

 

 

そうだ。
考えてみたら、今年は没後30年になりますね。
新潮社では平成2年3月号の「波」の新連載「居酒屋B.O.F.」第1回が最後の寄稿。

発売直後の3月に緊急入院、5月に逝去。

 

うむ。
私が繰り返し読むのは時代小説ばかりだったので、今年はエッセイや随筆などをもう一度しっかり読み直してみようかな。