国賓の心持ち

みなさん、迎賓館赤坂離宮に入ってみたことはありますか?
私、特別公開などの申し込みじゃないと入れないと思っていました。
庭と本館は普通に見学できるんですね。
ただし、和風別館は見学予約制とのこと。
友人が予約をしてくれたので、週末に4人で行ってきました。

 

西門から入場し、係の方に予約の名前と人数を伝えると、見学者用のストラップと地図とパンフレットが渡されます。
そこから空港のようなセキュリティーチェックを通り、入場券の券売機。
和風別館の見学者以外の方はこの券売機で購入できます。
庭園のみは¥300、本館と庭園は¥1500。
和風別館の見学者は窓口で¥2000円でチケットを購入。
集合場所の主庭に向かうと、立派な噴水。そして、噴水の向こう側から本館を望むと絶景が。
ううむ、すべて計算されつくしているんだなぁ。さすが、国賓を迎えるだけの建物。

 

和風別館ツアーはガイドさんが付いて説明してくださいます。何人かいるらしいのですが、見学マスターの友人曰く「それぞれの個性がまた面白い」そうで。
今回付いてくれたのが、少し年齢の高いおじさまだったので、とってもキュート。
ガイドさんに導かれるまま径を抜け、視界がパッと開けたとたんに和風別館が現れます。
大きいけれど、とてもシンプル。そして、前にある池が印象的です。この池、水の反射を利用して採光に用いる「水盤」というものだそうです。
わかりますかね、この揺らぎ。これが、室内に入ると更に幻想的で、もう、ずーっとここにいたいと思ってしまいました。
ガイドさんは玄関の石畳から天井材、部屋の仕様からどの行事にはどのようになるということまで事細かに説明してくれます。
本当に丁寧に、キュートに、ウィットも効かせて、言葉の端々に、本当にこの空間に誇りと愛を持ってらっしゃるんだなぁと感じらます。
そう、友人が言っていた「それぞれの個性が面白い」のはこの愛がもとになっているからなんですね。
見学に来てよかった。季節を変えてまた申し込みたいものです。

 

さて、写真が無いことでもお分かりいただけますように、和風別館はもちろん、本館も室内は撮影禁止です。本館は本館で、説明をしてくださる方がお部屋にいらっしゃることがあります。
みなさん、やはり愛にあふれている。
本館内はとにかくゴージャスに尽きます。
室内の説明用イヤホンガイドもあるようですので、利用してみるのも良いかもしれません。

 

 

さて、見学が終わった後は。
室内の撮影ができないため、写真集や絵葉書を売っている売店が別の建物の室内にあります。そして、前庭にコーヒーやホットワインなどのケータリングが出ているのに驚きました。そして、迎賓館ならではのお店。ここにある商品は本当にここでしか買えないそうです。販売員の方がまたテントの下とは思えない上品で紳士的な口ぶり。
焼き菓子を購入したところ「ホントに美味しいので、お好きな紅茶で一つずつゆっくり楽しんでくださいね」と仰る。
そして、朝日の間の壁の印象的なビロード織柄のハンカチも販売しているのですが、それをポケットチーフに使っていてなんとも粋。「うわー。リアル執事だわ。」と萌え萌え。

 

夢の空間でした。
これはリピーターになりますね。

 

追伸
室内でのこんな演奏会が催されることもあるみたいで、これは一度行ってみたいです!