気になる映画

今回は12月公開の気になる映画を紹介します。

 

まず最初は「つつんで、ひらいて」
装幀家の菊地信義さんを追ったドキュメンタリー映画です。
チラシでは12月上旬公開になっていましたが、12/14(土)シアター・イメージフォーラムで公開が決まっています。
デジタルで本を読める時代ですが、やはり私は紙派をやめられない。
どうやら、紙をめくる感覚が読書を集中させるようで、デジタルだと頭に入らない。
まぁ、慣れ、なのかもしれませんが。

書店で、何を買うでもなくブラブラしていると、突然「ドキッ」とするデザインに出会うことがありますよね。
本当に本って美しい。
去年の今頃だったでしょうか、凸版印刷さんのギャラリーで開催されていた「世界のブックデザイン展」は本当に素敵でした。
そう、出来上がった本を目にすることはあっても、その本が生まれるまでの工程を知ることは無いですよね。
なので、ものすごく興味を持ちまして。
ユリイカ12月号臨時増刊号では菊地信義さんの総特集をしています。
銀色の紙を使った目次がもうすでに飛ばしている。
この一冊すべて菊地信義さんとは、スゴイ熱量ではありませんか。
新潮社有志の座談会を読んだ時に平野啓一郎さんの「決壊」の装幀の話が出ていましてね。
確かにこの単行本を見たときになんて斬新でスタイリッシュなんだ!って思ったのを覚えています。
今見てもドキドキする装幀。

今週末11/30(土)の製本講座に参加するのですが、今回は素敵な布を使っての製本なんです。
このクロスを使いたいからその中身はこの本にしようと考える。
装幀とは順番が逆になりますが、本の内容と装幀の関係性の楽しさを体感したいと思います。

 

 

さて、次に紹介するのは「カツベン!」
活動弁士の映画です。
こちらは12/13(金)から全国の映画館で公開されます。

活弁とは、今は昔、無声映画に対応するためのエンターテインメントだったわけですが、現在も活弁士は活躍しているんです。
先だって、友人に誘われて山崎バニラさんの活弁を観に行きました。こんなにしっかりと活弁を見たのは初めてでした。
思っていたイメージとは全然違って、現代の活弁。
バニラさんもステージで仰っていましたが、同じ映画も弁士が変われば内容が変わる。
題材は古い映画で、「子供たちにわかるのかな?」と思いましたが、これがまぁ、よく笑うんですよ。
もの凄い力を持っているんだなぁ。

映画の公開に合わせて、渋谷TOEIでは現在活動中の弁士たちのイベントがあります。
午前10時30分の無声映画祭
周防監督の作品ももちろん楽しみなんですが、この無声映画祭もかなり面白そう。
ちなみに、活弁と言えば新潮講座でにも坂本頼光弁士の講座がありますね。活弁独演会。
しかも、今週の木曜日。
お稽古が無ければ行けたのになぁ。残念だなぁ。
私もそうでしたが、活弁を聴く機会はかなり少ないと思います。
せっかくの機会に是非!