新舞踊

土曜日は日舞の稽古仲間の新舞踊の発表会にみんなと出かけました。
このところ踊り続きですね。
新舞踊は歌謡曲に合わせて踊るのですが、まぁ、豪華できらびやか。
大衆演劇を想像してもらうのが一番わかりやすい。

新舞踊は男形で踊るときに素足のふくらはぎを見せるというのが何とも色っぽい。
女形の踊りでも、曲によっては腰をくねらせたり、およそ日舞とは違う動きをするので、やはり、着物を着て踊るにしても似て非なるものなのですね。
5分ほどの踊りに、舞台装置、衣装、鬘、小道具。
舞台はと言うと、新春歌舞伎も行われる浅草公会堂
もちろん、数十万とかかるわけですが、快感もひとしおであろうと。
そして地方からもお弟子さんたちが集まるので、ものすごい演目数でもあります。
なので、予め舞台に立つ時間を聞いておくのです。
会場は本当に混んでいて、席を見つけるのが大変ですが、いざとなったら立ち見で見ればいいわけですから。

いやー。凄かったです。友人の振付。
ナレーションでも「エンターテインメント」と言っていましたが。
扇子はグルングルン回す、腰はくねる、キメポーズも「それはドレスでやるものでは」といった感じ。
毎回彼女の演目、大胆なんですよね。
今回も華やかで楽しかった。
舞台を下りた後は恒例の写真撮影会。
キメポーズ、いただきました!

会場を出たのが14:30。
小雨も降っているし、目と鼻の先の舟和本店の喫茶でお茶でもしましょうかと。
新仲見世の本店はしばらく工事をしていたのです。
工事が終わってしばらくたちますが、喫茶に入ったことはなかったので、ちょっと嬉しい機会でした。

本店の1Fは販売と、実はビールも飲める一画があります。
これはいままで気が付かなかったな。
喫茶の受付は2Fで、喫茶フロアは2F、3Fとなっています。
最初に煎茶が出されるのですが、お代わりは機械でセルフって言うのが逆に嬉しい。
ゆっくり出来るってことですから。
メニューも豊富なのですが、嬉しいのが「これを食べたいけど、これもちょっと。」のトッピングオーダー。
そこで、私はところてんと、トッピングオーダーで芋羊羹。
そういえば同席者に大阪出身の子がおりましてね。
「やっぱりこれ酸っぱいんですよね。」と聞かれ、「おお、関西はところてんと言えば蜜だもんなぁ。」と。
私も逆に向こうで酸っぱいものと思い込んで頼み、口に入れて「うぐぐ」となった経験があるのです。
でも、安心してください。舟和さんではちゃんと「蜜」の記載もあるので指定できますよ。

ひとしきり世間話をして解散になったのですが、夜、お芝居を見に行くので時間を潰すという仲間がいたので、散策することに。
雨上がりということもあり、仲見世通りが空いていること。
両手を広げられるなんて、久しぶりです。
二人で反物を見たり、お扇子や踊り傘やお面なんぞを見たり、いかにも稽古仲間とのウィンドウショッピングで楽しい。
お面を扱っている店では「加工したら稽古に使えるかも」という会話を聞きつけ「咥え面はうちにはこれしかないけど、あの店ならたくさんあるよ」と教えてくださいました。
浅草のお店は細分化してることもあるのか、「それならうちじゃなくてあの店がいいよ」とお店の方が教えてくれたりするんですよねぇ。

その後は、結局日本酒バー窖へ。
入店早々、先客たちが持ち込んだおつまみで目の前がいっぱいになってしまう。
しばらくぶりのお店は、扱っている焼き物も入れ替わっていて、つい衝動買いしそうになります。
私は、このお多福とひょっとこが表裏になっているぐい飲みに心魅かれました。
最近は海外の方も多く訪れ、日本酒を購入されていくそうです。
ひとしきり飲んだ後に外に出れば、まだ周囲は仄明るい。
軽くお店を流して、のんびりとした一日を過ごしました。

だけど、昼酒は効きます。
実は、この翌日の昨日も赤羽で昼飲みだったことは内緒です。