あっち行ったりこっち行ったり

この週末もかなりアクティブな2days。

土曜日は、毎年友人が担いでいる三社祭を少しだけ見物。
…三社祭は神田祭と違って、褌姿のおじ様がものすごく多い印象なんですよね。
色んなお尻をいっぺんに見たという心持ち。
とにかく混んでいたので、中の方には近づかず、見番あたりで見物しました。

そこから急いで国立劇場。
文楽東京公演の第二部。妹背山婦女庭訓の通し狂言の後半です。
「妹山背山の段」は所謂「ロミオ(久我之助)とジュリエット(雛鳥)の段」。
吉野川を挟み対立する両家の想いあう男女が、結局は非業の最期を遂げる場面です。
入場してまず気付いたのは、いつもは舞台向かって右側にある床(義太夫を語る場所)がなんと逆側にもあるということ。
幕が上がると中央を流れる吉野川がまるで流れているかのような仕掛けで、まず視覚で引き付けられます。
そして、左右の床の効果。
久我之助の言葉は久我之助側の太夫・三味線が、雛鳥の言葉は雛鳥側の太夫・三味線が語り分けるのです。
ステレオでものすごい臨場感。
この段の後は話の本流に戻るのですが、「道行恋苧環」のお三輪が素晴らしかった。
町娘お三輪と全盛の蘇我氏の娘橘姫、蘇我氏と対立し身を隠している藤原氏の求馬。
三角関係の三人の舞踊部分なんですけどね。
突然踊り出すこれって、なんかミュージカルぽくないですか?
その前の杉酒屋の段から、人形から町娘らしい若さが匂いたつようでグイグイ引き込まれてしまった。
稽古中の日舞の演目が娘物なのですが、どうやって踊っていいモノか、何やらヒントを得られたような。
とは言え、その段から最後まで、女同士の男の取り合いが凄まじい。
そもそも、求馬がどっちにもいい顔するからいかんのだよな。文楽、こういう煮え切らない男、多いよね。
と、終演後に同行の友人と。
文楽って、本当にエンターテインメントだよなぁと、改めて思った演目でした。

エンターテインメントと言えば。
日曜日は午前中から後楽園ホールプロレス団体DDTの興業。
神輿→文楽→プロレスって、ものすごいギャップなんですけど。
チケットは近所に住む友人夫婦が一緒に取ってくれたもの。
後楽園までは神楽坂から歩いて20分ほど。近いですよね。
ロビーでは来場のファンと交流を持ちつつ、地道にグッズを売る姿勢が相変わらず好ましく。
昨今のプロレスは笑いあり、ネタありの試合も多くなり、とっつきやすくなりました。
会場には若い女性もかなり多いです。
昨日はトーナメント戦の準決勝や決勝のカードが多かったせいか、初手からもの凄い激しい試合内容。
これって、メインイベントじゃないの?と口から出てしまう。
あの鍛え上げられた肉体美。
地味な絞め技の応酬から、スピードと鮮やかな技へ移行する演出の素晴らしさ。
そして、お色気とお笑い、派手な反則。
脳ミソが沸騰してしまいました。終わるころには、戦ってない自分までクタクタです。
いやはや、プロレス、楽しいですねぇ。
通の友人夫婦によると、週末の後楽園ホールは昼夜で違う格闘団体が興業を打っているそうで、本当に流行っているのだなぁと思います。
ちなみに、イベントカレンダーを見ると毎日のようにボクシング・プロレスなど格闘技が開催されている。
その中にポツンと「笑点」があるのがお茶目でホッとします。
もっと楽しめるように、団体のことや選手のことを勉強しようっと。

追伸
この後、友人と別れてプラプラ北の丸公園に行ってクールダウンがてら読みかけの本をやっつけていたんですけどね。
なんと、ボーナストラックがプロレスの話だったんですよ。
ビックリしちゃいました。
ご縁だわ。