浴衣ざらい

6月の最終土曜日は毎年行きたいイベントが固まってしまって困ってしまう。

 

柳家権太楼一門会in日本橋公会堂

牛込落語会in箪笥町区民センター

郡上踊りin青山

 

神楽坂の住民なら牛込落語会を取りたいもの。

だがしかし、権太楼一門会はもう二十年近く欠かしたことが無いので行かないとムズムズする。

なので、今年もやはり権太楼一門会に行ってきました。

本当に一門で企画しているので、仲入りには一門総出でロビーのお客様と交流を持ってくれるのがアットホームで嬉しい。

以前はこの会、二部制でやっていたので遅くまでかかってしまったのですが、お客様の体力を考えてか(?)一人一高座一本勝負のちょっと長めの一部制となりました。

おかげで、青山の郡上踊りに走りこめるようになったのですが、今年はそんなこともしていられない。

翌日は自分の日舞の発表会だからです。

青山でトランス状態で踊り続けてる場合ではない(※去年はほぼ休憩なしでぶっ倒れるまで踊っていた)。

 

 

 

日舞を始めてから知ったのですが、「浴衣ざらい」というのですね。

あまり格式張らないで、身内だけで行うおさらい会のことを言うそうで、浴衣を着て踊るから、というわけではないのです。

なので、鬘や大仰な衣装を借りることはなく、必要な小道具だけを借りて、自前の衣装で行います。

 

会場はこちら、台東区生涯学習センターのミレニアムホール。

こちらには池波正太郎記念文庫があるので(個人的に)親しみがあります。

会場に着くと、まずは舞台に「所作台」という踊るための台を敷きます。

そして、所作台が出来上がったら、雑巾がけ。

踊る前にぐっしょりと汗をかくことに。

自前の衣装とは言え、多少はお化粧や髪結い、着付けが必要なため、専門家に来ていただいています。

長くお稽古に通っているけれど、なぜか私が踊る演目は白塗りや髪結いが必要ないものが多かったので、初めて白塗りと髪結いを経験しました。

衣装も知り合いから裾引きを借りることが出来たので、こちらも着付けてもらわなくてはならないし。

なんだか、本格的でドキドキします。

静御前になりきるためにダイエットも敢行しましたし。

 

 

 

おさらい会というのは、芸事を学んでいる者にとってとても重要な意味を持ちます。

百の稽古よりも一度の舞台。

お稽古よりも、一度本番の舞台に立つことによって得るものが大きい、というお話。

もちろん、これは精進して稽古したならば、舞台が更に自分の芸を大きくしてくれる、という意味です。

本当に実感するんです。お客さんに観てもらうということがどんなに大切か。

来てくれた家族や友人に感謝。

 

皆さんの周りに、もし、どんなものでも発表会に出る方がいたら、なるべく観に行ってあげてください。

本当に本当に、今後の励みになりますから。