青葉コース
4回目のグレーティスト・ショーマンを24歳の青年と観に行きまして。
音楽がいいんですよね。ミュージカル映画というより、ミュージカルそのものという感じ。
1回目は一人で観たんですが、これは友達と見た方がハッピーになれるなと布教活動をした結果、周囲の飲み仲間が全員観る羽目に。
彼はまだ観ていないというので、いいカモ(ごめん)とばかりに、前日行われたパーティーのスタッフで大変お疲れなはずのところをお誘いしました。
もちろん、映画の後はほかの仲間も集合。映画の話、小説の話などを展開しながら大いに飲み食い。
だがしかし。
前日のパーティーに客として参加していた私が、こんな若い人と同じペースで飲み食いしていたらそれはダメ。
実は先月末の日舞の稽古中、お師匠さんからこんな言葉が。
「…ちょっと太った?」
お師匠さん、言い方が優しい。ちょっとじゃないです。
12月は忘年会で酒が飲めるぞ
1月は新年会で酒が飲めるぞ
2月は周年祝いで酒が飲めるぞ
3月は花見で酒が飲めるぞ
体重ののびしろは天井知らずでした。
「そんな貫禄ある静御前はいないので、発表会までに絞ってね。衣装の問題もあるし。」
心を新たに、4月に入ってからまたウォーキングを始めました。
ということで、今の神楽坂周辺の青葉中継。
神楽坂通りはこれから更に青葉が繁って風情のある通りになっていきます。
坂の入り口を渡れば千代田区ですが、むせ返るような香りのパンジーが整えられ、ミズキも手を伸ばしている。
お堀の遊歩道下にはツツジが植えられていて、もちろん遊歩道は青葉がグングンと伸びてきている。
そういえば、桜の樹って、何ともオドロオドロしていてでゾクッとしませんか?夜中に見るとちょっと怖い、みたいな。
桜の樹の下には…っていう刷り込みでしょうか。
市ヶ谷八幡さんの階段を見上げると、若葉と茶ノ木稲荷さんの赤の社殿や提灯とのコントラストが美しい。
息を切らせて登りきれば、開けた空間にホッとします。
裏参道の紫陽花は季節には本当にきれいに咲くのですが、今はそのための準備期間。
実はこの裏参道、私が最も好きな場所なのです。
トラックがたくさん並んでいる防衛省の裏手を通って大日本印刷。
ここはこの季節が一番きれいだと思うなぁ。
そういえば、神楽坂周辺は公園がたくさんあります。
神楽坂は町が細かく分かれているのですが、各町内に必ず一つ以上あるんですよね。
一度隈なく回ってみようかしら。
矢来公園はその昔、半袖短パンのまるで小学生の格好をした私が夜桜見物で麦酒を飲んでいて「君、何歳?何飲んでるの!」と警察官に怒られた思い出の場所。(※当時23歳でした。)
lagaku前の桜もキレイでしたが、私のおすすめはこの時期の桐の花。
庭木としてもあまり見ませんし、マドラグさんの珈琲を片手にちょっと見上げてほしいと思います。
そういえば、何か足りないと思ってました。
柳の木です。
「気に染まぬ風もあろうに柳かな」
「ムッとして帰れば門の柳かな」
私、この時期のしだれ柳が大好きなのですが、そう考えると、神楽坂周辺で心当たる柳が思いつかないですね。
季節のうちに、好みの柳の木を見付けに行ってみます。